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2024.3.5

【重要】令和6年度 観音堂保存修理工事について

この度、平等院では、令和6年から令和8年(予定)にかけて、観音堂の保存修理工事を行います。
観音堂は国の重要文化財に指定されている建物で、鎌倉時代中期の遺構が現在まで残る貴重な建築です。
前回の大規模な修理は大正11(1922)年に行われていますので、今回102年ぶりに修理を行うことになります。

なお、観音堂保存修理工事に伴い、下記の期間中、建物の仮囲い設置及び周囲エリアの立ち入りを制限いたします。

◆令和6年~令和8年 観音堂(国指定重要文化財)修理事業
事業期間:令和6年5月中旬~令和8年(予定)
主な作業内容:屋根瓦の補修、木部の修繕など
立ち入り制限範囲:観音堂の周囲、扇の芝及び扇の芝へ続く順路、境内藤棚の北側及び東側順路

詳しくは下記の境内図をご確認下さい。(図面右側の斜線部分が立ち入り制限エリアとなります)
観音堂修理事業範囲図.pdf

※作業音や使用する材料によるにおいなどが発生する可能性がございます。予めご了承下さいませ。
※期間中、扇の芝のお参り、見学はできません。

なお、観音堂は建物の老朽化のため20年近く内部非公開となっておりましたが、
本事業による修理完了後は一般公開も含め検討を行っております。

拝観者の皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、貴重な文化財を後世に残していくための大切な修理事業となりますので、
何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

観音堂[1].jpg

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