この度、平等院ミュージアム鳳翔館では秋期特別展「縁を結ぶ -浄土と源氏物語の情景-」展を開催します。
平等院鳳凰堂が創建された平安時代、仏教は人の行動と結びつき、さらに自分自身の存在とも結びついていました。
貴族たちの間では浄土信仰が盛んになりました。仏との縁を結んで経典の読誦などの仏事を行い、仏菩薩が浄土往生にいざなうさまは来迎図として描かれました。
また、平安時代を代表する文学作品である『源氏物語』では、光源氏ら貴族たちの人生や女性たちとの出会いは、たびたび仏教にもとづく前世との関わりから生じると語られました。
本展では、浄土信仰と源氏物語に関連した、平安時代から江戸時代までの作品を中心に紹介します。
阿弥陀聖衆来迎図
阿弥陀来迎図
源氏物語絵
源氏物語絵
源氏物語古筆切
蒔絵眉作箱
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