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2015.8.7
終了

平成27年夏季展

-「羅漢堂修理落成記念展 A・RA・KAN-阿羅漢-」-

平成27年夏季展「羅漢堂修理落成記念展 A・RA・KAN-阿羅漢-」

鳳凰堂の真西にある羅漢堂(らかんどう)は、宇治茶師たちが自分たちの生業であるお茶にまつわる先祖たちに感謝し、
追善の意味を込めて星野道斎(ほしのどうさい)とその息子を中心に寛永17(1640) 年に建立された小さなお堂です。
それは建造物というより繊細な工芸品のような技法をもとに荘厳された御堂でありました。
平等院塔頭の浄土院を開創した栄久(えいく)上人の五百回忌の年にあわせて2014年9月より、
創建以来はじめて、堂内彩色の剥落止めと補彩、仏像の修理をこれまでにない修理法にて実施いたしました。
茶師達が望んだ悠々とした世界を、修理された一群の仏像類を中心に復元された堂内彩色とあわせてご堪能下さい。

会期:平成27年8月7日(金)~平成27年9月30日(水)会期中無休
場所:平等院ミュージアム鳳翔館(京都府宇治市宇治蓮華116)
時間:9:00〜17:00(鳳翔館)
料金:平等院拝観料が必要 大人600円、中高生400円、小学生300円
主催:宗教法人 平等院

※現在は修理中のため非公開
羅漢堂の特別公開:9月14日(月)・15日(火) 10:00~15:00


展示室の様子


  • 「須弥壇彩色復元狛犬」


  • 「須弥壇彩色復元蓮池図」


  • 「須弥壇彩色復元獅子図」


  • 羅漢像展示






  • 羅漢像彩色








  • 堂内復元白描図


  • 堂内復元彩色



主な出品作品一覧

・宝冠釈迦如来坐像 1躯 像高67cm
・須達長者像 1躯 像高50cm
・善財童子像 1躯 像高45cm
・十六羅漢像 16躯 像高約50cm
・星野道斎坐像 1躯 像高45cm
・須弥壇嵌め板 3枚 獅子図・狛犬図86.5cm×100cm、蓮池図86.5cm×89cm
・堂内彩色白描図 1枚 金襴巻97cm×89cm
・堂内彩色復元見取り図 1枚 金襴巻76cm×72cm
など

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