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雲中供養菩薩像

雲中供養菩薩像

鳳凰堂中堂内部の長押上の小壁に懸け並べられている52躯の雲中供養菩薩像(うんちゅうくようぼさつぞう)です。

この群像は定朝(じょうちょう)の工房で天喜元(1053)年に制作されたものです。南北それぞれコの字型に阿弥陀如来を囲んでいます。南北半数ずつに分けて懸けられ、各像には南北1から26までの番号がつけられ、すべて国宝に指定されています。

各像はいずれも頭光(輪光)を負い、飛雲上に乗ってさまざまの変化にとんだ姿勢を取ります。47躯が菩薩形で5躯が比丘(びく)形(僧形)です。さまざまな楽器を演奏している像が28躯と過半を占め、舞う像や合掌する像もあります。

現在は、オリジナルの国宝像52躯の内、半数である26躯はミュージアム鳳翔館で展示され、間近に拝することができます。その移動して空いた場所には模刻像が懸けられ、現在でも鳳凰堂内には52躯の雲中供養菩薩像が本尊である阿弥陀如来坐像の周りに懸け並べられています。

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